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■ ポストカード展
2006年 青山Cube Space Clubギャラリー 『花桃の微笑み』 『紅と白とのゆらめき』 『さくら散る幻想』 『歌声が聞こえる』 見ての通り『花桃の微笑み』以外はかつて描いたモチーフに対する再チャレンジである。仕事に追われ、なかなか思うように作品を描けない日々がもう長いこと続いており、いい加減危機感が出始めてきており、ふとmixiで見つけた展示会に参加するのであった。 以前の個展の作品によるポストカードデータは残っていたが、すでに個展で他人の目に触れて、反省点も理解しているものをもう一度出す気にはなれず、同じモチーフでも、今出来る範囲でいいからもう一度描こうと思い立った(『歌声が聞こえる』は過去の作品そのままである。これはもう二度と描けないだろう。)。 上3枚の作品はどれも水彩紙のポストカードに水彩色鉛筆で描いた作品で、だいたい一作品3時間くらいかかっている。リベンジ作品である『紅と白とのゆらめき』と『さくら散る幻想』は以前よりストレートに描くことで、もっと素直に美と向き合う姿勢を私の中に作りたかった。『花桃の微笑み』は私の写真作品を絵にしたもので、肩の力を抜きながら、出来る限り素直に描いたつもりだ。頭を使えば使うほど美から遠ざかることを、前回の個展で恥ずかしくなるくらい認識したので、背伸びしない作品作りをしたかった。これらのポストカード作品を見て展示会で買ってくれずとも「あ、これいいなぁ」くらいの感想を持ってくれる人がいるなら、本当に嬉しい。 絵は背伸びしても、それが絵に表れてしまう。今はポストカードサイズでいいから、作品を描きまくる時だ。人生において、そういう時期が来ているように感じる。 |