■ 紅と白とのゆらめき
2004年
キャンバスにアクリルガッシュ P12
「金魚」(草野心平作詩/多田武彦作曲)という合唱曲を歌っている時に思い描いていた風景を、改めて絵に再構成してみた作品です。大きな花びらがひらひら舞い落ちてくると、水面に近づいてきた鯉が翻して去ってしまうという、ごくありふれた一瞬のことですが、鯉が遥か彼方、空想の世界への案内人のように思え、いつまでもゆったりとその瞬間を眺めていたい、そう思いました。